私のアルバイト放浪記 - 鶴崎いづみ - 小説・無料試し読みなら、電子書籍・コミックストア ブックライブ
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 美大卒業後、創作活動の傍らおよそ15年もの間、いくつものアルバイトを転々とすること15種以上。ときにエプロンをまとい富裕層のお風呂を磨きあげ、ときに雨合羽をはおり水道メータを検針してまわる。数々の職を通して、虎視眈々とつぶさに社会を観察し続けた著者による、社会観察・ノンフィクション・エッセイ漫画。
いろいろなアルバイトを転々とする著者。 転々としているが、季節が巡ったり体調が変化するぐらいの期間はそれぞれのバイトを続けているようで、そこで見えてくる人間関係や心象の観察、バイトの裏側がおもしろかった。 最低限のお金だけを稼いで生きる、まさに放浪という感じの生き方もおもしろく感じるけれど、一般的な、普通の生き方をしなければというのは誰しも感じるものなんだなぁとも思った。 そして、放浪の先にはどこかに辿り着く。必ずそうとは言えないかもしれないけど、迷っている間は放浪してみるというのもアリかもしれない。